111:
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南方のある部族では
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予言書に名前が書かれていて
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自分の名前をいうと
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その人の本質を当てる言葉を言ってくれるらしい
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で、アンゼリカはどうなんだと聞くと
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本質を見抜く、賢い人
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だという
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ネコバは、ははあ、これは観光客向けにいいことを言う奴だなと思ったので
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ネコバズーカはどうだと聞いたら
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淫獣
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とだけ言われる
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なんなんだ
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そんなはずはない
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ネコバはそういう、先進国に絶大の支持があるというイメージでやってるので
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これは困る
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TVの取材に同行していってたからな
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で、そんなはずはないとか
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何度も確認してたら
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現地の人が怒り始めて
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予言に書かれたことに変わりはない
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我らの文化を否定するのか
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みたいになり
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槍を持った人が出て来て
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追われた
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山狩りだ
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帰りに木に捕まって、ゼリコー助けてくれーと言ってるのを発見したので
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アンゼリカ「本質を見抜く人は助けないのだよ」
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と、放置して帰国したらしい
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九条エミリア:
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ネコバ探検隊か
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111:
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その後は、猫野ジャックという名前でやってもらって
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大食らい
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みたいな
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微妙なのが記載されていたので
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まあ、仕方ないかと
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現地の人とバナナをたくさん食べたりして
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さすが猫野ジャックだ、おおぐらいだ
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みたいになって
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まぁまぁな感じになって
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帰ったのである
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九条エミリア:
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謎のスペシャルだわな
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111:
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アンゼリカはこのエピソードを気に入ってるので
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インスタグラムとかの説明欄も
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本質を見抜く賢い人
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とだけ記されている
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嬉しかったようだな
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普段から雑な扱いされてるから
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